2009年7月19日
四国アイランドGP 徳島KL戦



皆様毎度でございまっす〜

…なんかこのコーナーのおまけとしては久々のレースレポートな気もしますが(笑

ちなみにこのレポート、私は最初は参戦する気は無かったので某知人の活躍(?)がメインとなります。


とまあ、今回は久々の草レースとなりますが、このレースは愛媛県の「モーターテックマツカワ」さんが

主催しており、四国内のサーキットを転戦という形で戦うというスプリントレースになります。


で、このレースはそんなガチガチのレギュレーションではなく、排気量的なくくりがある程度のある意味

何でもありのモノになってまして、さらに上級クラスと下級クラスとがあり、エントリーは任意なのですが

3ヒートあるレース結果により、上級クラスの下位3台と下級クラスの上位3台を入れ替えてレースが

行われるというちょっと変わったシステムになってます。

そして、着順と逆の「逆ポールスタート」も毎ヒートごとに採用されるので、通常の展開とはならない点が

非常〜に面白そうなんですよね。


で、何で今回このレースに参戦したかと言えば…

昔のお話ではおなじみ某みかんドラ、コヤツが主催者のモーターテックマツカワさんと他の趣味で親交があり

このレースの話を聞いているともう8〜9年ぶりに走りたくなった、ってのが発端でした(笑

コヤツ自身は現在はアドレスV125を所有してまして、手持ちのバイクの中ではこれが一番サーキットには

向いているであろうと言う事で、このレースに合わせてぼつぼつ準備をしてたんですね。


とはいえ…久々の復帰にあたりまずはツナギを着るのが拷問というメタボリック克服段階から始めねばならず、

道のりは果てしなく遠いと思われましたが(爆

が、関西FN-4とかでのノウハウ等を鑑みるに、特にややこしいことをせずともある程度の戦闘力は得られそうと

言う事で、とりあえずプーリーやベルトを新品にしたり、メッシュホースを奢ったりして着々と準備を進めましたよ。


が、そこはさすがみかんドラ、歳は喰ってもやることが全然全くこれっぽっちも変化しておらず、メッシュホースを

自分で取り付けた直後に



みかん「なあリーダーよ、昨日からなんか走行中にブレーキのタッチが突然変わるんだが」


私「それ間違い無くエア抜き出来て無いだろこの阿呆ってかそんなんで街中乗るなよ」



とかなんとかのたまってもういっぺんエア抜きをしなおす羽目になったり、

駆動系カバーを開けるのに電動インパクトを渡したらものすごい不思議な顔をされたり、

タイヤは何が良いんだ?と聞かれたので今はBT39SSが主体だぞって言ったら



みかん「え?TT91の後継のTT92でいいんじゃねえの?91めっちゃグリップしたし」


私「ダンロップタイヤはタイ生産になってからイマイチなんで誰も使ってねえよこの時代遅れ」



って時代錯誤の無頼漢を地で行くトンチキな事をぬかしたりしてましたが。

結果的にはBT39SSは雨にも強いって事でそれ買って来いって指令を出しましたが、サイズ的には

前後3.50でいいかなと思っていたのですが、思いきり3.00&3.50を買って来やがりまし(以下略


…別にフロント3.00がダメなワケでは無いのですが、車重やバランスを考えるとV125には前後共

3.50で良いと私は思ったんですけれどね〜

まあ今回はリヤサスはノーマルのままで変更は無しなので、車高調整が整備の範疇に入ってないので

フロントがすっ飛ばなければまあこれでもいいしどうせ私のじゃねえし、となりそのまんまタイヤ入れましたが。


で、タイヤを交換してしばらくは3kg位のエアを張っておいてリムと馴染ませるのが定番ですが、そこから

空気圧はいくつにしとくか?って聞いてみたら



みかん「知らん。3キロくらい入れときゃいいんじゃね?」


私「お前は確かそういう人間だった気もするが確実に自殺行為なのでそれを強く推奨する」



とかなんとか、わけのわからん事を言い始めたのでとりあえず規定値より0.25kg程度低いF1.5&R2.0kgにして

街中を走らせてみる事にしました。

とはいっても90kg程度の車体+ハイグリップタイヤだとこれでも危ない位にパンパンなんですけどね(爆


ちなみに後日、本人が雨天走行したらニブチンのみかんドラでもさすがにBT39SSのウェットグリップ感を

通勤路でも感じ取れたみたいですが(笑


そしてギヤオイル等も当然交換したのですが、


私「なあ、今走行距離9000kmだけどギヤオイルって前にいつ換えた?」


みかん「知 ら ん」


私「そうか。FNの時にあれほど新車には気を遣えと言ったのに全く覚えて無い様で大変嬉しい」



という事で新車時にはマメに変えなければ手遅れのギヤオイルなんかもうどうでもいいと思い

どーせ私のじゃねえしと改めて思ったので適当な4stオイルを100cc位目分量でぶち込んでおしまいに。

ワイヤーロック等も最低限は施しましたが果たして次回のエンジンオイル交換時とかにワイヤーが

ドレンボルトに掛かってる事を覚えているかどうかも怪し(以下略


と、そんなこんなで軽くしようと思ったWRも通販サイトの品番ミスで旧型のスズキタイプ2の物が来てたりして

無駄な時間もありましたが、レース2日前には保安部品もテーピングして一応はサーキット走行用な

形になりましたよ。


が、問題のレースに関しては…みかんドラはいくら普段この車両に乗ってるとはいえ、サーキット自体は

実に2001年以来のはずなので、事前に練習とかどうすんだ?って聞いたら


みかん「大丈夫だろ。30分間も公式練習あるし昔取ったなんとやらだ」


私「昔に何を取ったのか全く記憶に無いがその自信はどっから来るんだこのメタボ野郎」



ってな事を言ってたのですが世の中そんなに甘くねえぞと思いつつスルーの方向性としました。

とまあ、そんなこんなでヤツのマシンの準備は整ったのですが…

この段になり、天気が持ちそうなので私も当日エントリーする事にしてはいたのですが、マシンはかねてから

話のあった、はぶしょうN氏の街乗りマシン、アドレスV100を借り受ける事にしまして(笑

ガチガチのレースじゃないしたまにはこういうのもいいかなと思い、仮にレースでみかんドラと絡むにしても

復帰組なデブ野郎相手だとノーマルのV100で上等だろう、とこの時は考えていましたが(汗



さてレース当日、珍しく遅刻しなかったみかんドラを拾ってほぼ1年ぶりの徳島カートランドへ向かいます。

ココは地元を除けば一番近いサーキットなのでそれなりの余裕が持てて良いですね(笑


と、道中でばったりとN氏に遭遇したりして徳島カートランドに着いたのですが…

さすがゲートオープン30分後ではただでさえ狭いピットはもう満杯な罠_| ̄|○

しゃあないので下の駐車場でN氏と共にピットを構えますが、これがまたコースまでが遠くてかなり

嫌になるんですけど、なんか久々に来てみたら屋根付きのベンチとか机とかが設置されてて

喜んでそこに陣取りましたが(笑


で、ここでN氏のアドレスV100にゼッケン貼ったりキャッチタンクつけたり私が用意してきた欠品パーツを

くっつけたりしてると、これまた知人の高知県のU田選手がさくっと現れまして。

この方も昔は四国内で改造スクーターやFNをやってたのですが、去年当たりからまた復帰されて

レースとしてはみかんドラと同じ位のブランクがあるという「復帰組」ですね。

…事前にこのレースの事を話してはいたのですが、たまたまとはいえ人が増えるとやっぱり嬉しい

モンですからね〜



さて…特に見所は無いですが各マシンの紹介なんかをば。


V100とFP-JOGとU田氏JOG

まずはN氏の通勤マシン、フルノーマルのアドレスV100です。

私はこいつを借り受けて走りますが、中身は給排気や腰上は完全ノーマルで、駆動系だけをちょっぴりって感じです。

とはいってもWRの変更とトルクカム加工、センタースプリング弱体化程度ですけれどね。

あ、タイヤはもちハイグリップでF:TT91-3.50でR:TT92-100/90というアンバランスさ、リヤサスはオクムラ270改です。


ゼッケンの後付け感がすげーのとかサイドカバーが無い所やライトとかはテーピングのみ、そして最大の売りは

センタースタンドが装着されたまんまという素晴らしい仕様であります。

ちなみにライトは常時点灯な上にテール&ストップランプも存在する上ナンバーも外して無いのでこのまま

買い物に行ってもOKで(以下略


で、写真が無いので解説だけですが向こう側はいつものN氏のFP-JOG、なんか今回はフロントに3.50を

履かせてたみたいですがいきなりは危険だろ、って事で元に戻しましたが(笑

一番向こうのJOGがU田氏のJOGなんですが、これは一応街乗り仕様ですが3WFベースの全水冷で

96cc&PWK28、チャンバーはWJスポルトという定番的なハイチューン車です。

こないだの玖木オートランド走行会で私のFSと走ったらとりあえずはとんとん、って感じでしたね。


みかんドラのアドレスV125


で、あんまり紹介したくありませんがコチラがみかんドラのアドレスV125です。

エセFN-4仕様とでも言うべき使用で、基本はノーマルになってますね。

ちなみにバンク角確保の為に現地でセンタースタンドを外したのですが、マフラー外さないとスタンドが取れないというオチで(笑

そういう事は先に言っておけと小一時間(以下略


さて、こっからはレースに向けて練習走行ですが…

今回、と言うか今年度は徳島カートランドのレースは全て逆周にて行われており、もちろん私らは全員

逆周コースを走った事は無いのでほぼぶっつけですが(爆

聞く話によると、正周りと変わらないタイムでは走れるそうなのである程度の目安は付きましたし

未走行コースでの草レースといえどある程度は走れないと経験者の名が泣きますんでね。


で、今回この4人でエントリーしたのは、「エンジョイクラス」という下位のクラスで、年間ランキングは

付きませんが楽しんで走る人向けの間口の広いクラスです。

が、エントリーリストを見るとやっぱりNSR50とかNSF100とかばっかりなので、これ本当にそういう方向性の

レースなのか?と疑問に思ったりもしましたが、とにもかくにも一度走ってみないと何もワカランので…

あ、当然のごとくこんなレースでもスクーターでのエントリーは私らだけという_| ̄|○

いや、そんなもん慣れてますけどね(笑


コースイン前

いきなりですが練習走行コースイン前です。

…久々のサーキットで興奮しているみかんドラがいの一番にコースインするつもりで鼻息荒いのがよく分かる一枚ですね。

あ、この写真でお気づきの方も多いと思いますが、コヤツと私はツナギがお揃いのデザインだったりします。

なのでデザインフルオーダーとはいえ実は値段まで同じだという秘密があったりしますが(爆



で、早速コースインして私もV100の感覚を改めて掴もうとしますが…とりあえずみかんドラを先行させて後ろから

ヤツが調子に乗って早々にすっ飛ぶのを確認しようと楽しみにし、コースインしてすぐにストレートで後ろに付いて

うわV125相手だとV100じゃ性能的に全然ダメじゃん、と思いつつもこやつはどんだけ鈍ってるのかなと眺めていた

その時











コースインして



ストレートを走り



たった一つ目のコーナーで



ミスコースをかまし



コース脇に消えていくみかんドラ






を目の前で見て私はもう大爆笑(笑

私の方がコース間違ってんのか?なんて思った位です。


…ストレートエンドの左ヘアピンを曲がってまた短いストレートがあるんですが、そのヘアピンを

クリアした直後に何故か勢いよく右に曲がっていきエスケープゾーンに突入するとは一体何をしているのかと。

一応、事前には徳島カートランドのレイアウトを動画とかで見てはいるんですがさすがみかんドラと

いったところで、往年の頭の悪さは直っていない様で安心しましたね。

あ、ミスコースとはいってもエスケープゾーンはアスファルトなので別に転倒したワケじゃありませんよ。残ね(略



で、その惨状を楽しんだ私は真面目に練習走行に戻り、地元カートランド四国より路面が悪く、なおかつ

アクセルを戻している時間も多いこのサーキットで借り物のV100を振り回してみますが…

想像していたよりもバンク角が足らず左バンクでスタンドはガリガリと接地しまくり、アクセルオフの時間も

長いのでカートランド四国で合わせてあったセッティングではパワーバンドに入れるのも一苦労で、

ストレートスピード的にはFNマシンと同等位にしか稼げておらずこりゃ正直無謀だったかな、と思いましたが(汗


とまあ、今更そんな事を言っても始まらないので覚悟を決めて1ヒート目のレースに望みますが…

あ、ちなみに某みかん野郎はこの練習走行が終わった後には何か上手い事走れなかったのか

「いや〜やっぱ俺はレースって向いてないのかもしれんわ。帰ろうぜ」とかってほざいてましたが

さすがにここで追い討ちをかける程に私は鬼ですが一応「せめていっぺんくらいは走ってみろ。骨は

気が向いたらとりあえず拾ってやる」と激励してレースに臨みました(笑



スタートは鬼の上り坂(汗

第1ヒートスタート前です。

さすがに1発目のスターティンググリッドはエントリー受付順なので普通ですね。

私は13台中7番手のポジションでしたが…写真で見て分かる通り、コースレイアウト的にかなりの上り坂なのでこれだけでもスクーターにはきついかなと(汗

ちなみに正周りレースだと下りスタートなので結構楽だったりします。



で、何はともあれシグナルブルー…ではなく徳島普通のフラッグ式スタートですが(笑

ここではもちろんFNで鍛えたスタートを見せてやるぜ!と意気込んだ私ですが











アクセルを開けた途端に



いきなりエンジンが



「ぶぼぶぼぶぼぼぼ〜」っと



カブり始め



後ろから追突されそうな恐怖を感じながらも



スムーズに最後尾のドンケツまで沈む私_| ̄|○










「何でいきなりカブっちまうのよあばばばば!」とかって奇声を上げるも、まともにエンジンが回った時には

ひとつ前のマシンと同時に1コーナーを曲がるのがやっとで…他の3人はどこにいるのかを探すとそりゃもう

トップとセカンドグループの間位にみんな上手い事ねじ込んでる罠_| ̄|○

私のレース人生の中でも最悪レベルのスタートになっちまいましたよ(泣


…しかしそんな事言ってる暇なんて文字通り無く、NSR50等が大量に前に居ますがそこはもうそれなりの

本気を出しつつ一台一台処理してかわしていき、10週の内6〜7周を消化する頃にはなんとか前が開け、

その前方を追ってみると…ストレート1本近く前方でみかんドラとはぶしょうN氏を発見しましたが(笑

この時点からさらに頑張ってはみますがどうやってもその差が詰まる事は無く、むしろ徐々に開いてしまい

そのまま1ヒート目は7位のポジションでゴールとなりましたよ。

他の3人はU田氏3位&N氏5位みかんドラ6位でした。



スタート直後

手前がみかんドラで奥のJOGがU田氏ですね。

混戦ってのは基本的に面白いんですけど、みかんドラの野郎はよくもまあ久々なのにここまでびびらずに走れるもんだと(笑

あまり危機感とか恐怖心とかが無いのかもしれませんが、一番心配していた無意味な転倒が無くて一安心です。

あ、コヤツは昔たまにわけのわからん転倒とかしてたタイプなので(以下略



しかしここでも特筆すべきはみかんドラ、ぶっつけレースも良いトコなのでN氏に引っ張ってもらうパターンの

展開がツボにはまった様で、練習走行とは段違いのペースで走ってましたね。

そして1ヒート目が終ってピットに帰ってきて私にのたまった言葉は









みかん「あれ?リーダーどこに居たのよ?全然見えなかったわアヒャ」

















貴 様




言 っ て る 事 が




レ ー ス 前 と




全 然 違 う じ ゃ ね え か












…ああ、確かコヤツはこういう事をぬかす人間だったな、と思い華麗にスルーしましたが。

とまあ、久々のサーキットなのにブレーキングもハングオンスタイルも忘れておらず、まともに走れたのは

良かったな、と小指の先っちょ位には思いましたね。


で、ここで次は徳島ミニバイクレースの方なんですが、ソウルフルなはぶしょうN氏はなんとこっちの

レースにもダブルエントリーしており、SNクラス(一般的なM&4st混走初級クラス)に出走しまして(笑

以前このクラスにFP-JOGで参戦した時には賞典外でしたが4位フィニッシュしているのでそれなりの

結果を期待したのですが…何故か今回はレベルが高く、残念な結果となった事もおまけ報告と言う事で。



さて、全部で3ヒートも走れる四国アイランドGP、2ヒート目は下級のエンジョイクラス3位になったU田氏は

上級のチャレンジクラスへの参加なので、私とN氏とみかんドラはもういっぺん同一クラスにて相対します。


…1ヒート目では意味不明のカブりで最下位スタートとなった私も、今度は入念に暖機を行い、WRセッティングも

ちょびっと変更してスタートに望みます。

が、グリッドは、7位ゴールではいくら逆ポールとは言えど真ん中なので全く変わらず、1ヒート目と同じ様な

ポジションからのスタートですが、今度は最低限度まともなスタートを狙って行きます(笑


そしてフラッグが振られ2ヒート目スタート、なんとか最低限度のスタートは出来ましたがやっぱしマシン的に

限界があるのか、1コーナーまでに一列後ろスタートのみかんドラにあっさり前に出られましたが、混戦の中を

イン目掛けて突っ込み「おっしこれは2台程度はかわせる!」と自分が前に出られるラインを見つけるも




最後列スタートから


私のイン側ギリギリに


軽やかに突っ込んでくるN氏_| ̄|○




…そのN氏が邪魔者となり、結局ドコにも逃げられずにスタートポジションを維持したままの1コーナークリアと

なってしまい、そこからはすでに前に出ており2位を走行するみかんドラと3位に付けているN氏を眺めつつも

ストレートにて加速性能的に圧倒的に負けている4stが目前にいて、それも含め自分の前にいた3台位の

ミッション車をかわすのにまた手間取ってしまい、全部かわして前が開けた時にはまたま1ヒート目と同じく

2人の姿はストレートの遥か彼方な罠_| ̄|○


もちろんそこからはV100のセッティングも変更しているとはいえ全く追いつけず、じりじり離される始末で

どうにも煮えきりませんでしたが今度は一応5位でフィニッシュでした…(泣


さすがに2ヒートも走るとこのV100の戦闘力もある程度把握してしまい、こりゃFPやFN-4仕様にはどうあっても

勝てねえ、と分かっちまいましたが、かといって街乗りマシンをこれ以上どうこうする事も出来ないので

もう腹をくくりましたよ(汗



で、この2ヒート目では2位はぶしょうN氏3位みかんドラだったので、この2人は上級クラスへ参加になりますが

3ヒート目は上級クラスから降格してきたU田氏が私と同クラス走行って事になります。

…結局私は一度も3位以内に入れず昇格出来なかったって事で_| ̄|○


そして最後の3ヒート目、今度は着順5位の逆ポールスタートなのでグリッドは4列目、かなりきつい位置からの

スタートになりましたが、今度はまずまずのスタートが切れセカンドグループに入り即座に集団を抜けましたよ。

が、ここでTOPを快走しているのは最後尾スタートのU田氏、それに引っ張られて後ろのミッション車のペースも

上がっているのでこれまた私のラップタイムでは追いつけません(笑

そのままじわじわ引き離され、後ろからつつかれてたNSR80にもストレートでやられてしまい、結局順位は

また5位、と…ぱっとしない結果でレースを終えましたよ。


あ、特筆すべきはU田氏で、一気にトップに躍り出てからも鬼のバトルを展開し、見事優勝されましたよ〜

異種格闘技戦ってのはスクーターが勝つととっても嬉しいのがスクーター乗りだったり(笑

で、上位クラスに出走となったN氏とみかんドラは…結果ミエミエなので割愛します。

いくらなんでもタイム差がありすぎますんで。下手したらこのレースの上級クラスって徳島KLの

中&上級クラス並みのラップタイムですから(汗



とまあ、これで一応は3ヒート全て終わり、総合獲得ポイントにて結果が決まるのですが。

結果は、入れ替え制があるのでエンジョイクラス走行車全18台中、


U田氏 総合2位


はぶしょうN氏 総合5位


みかんドラ 総合6位タイ


私 総合8位タイ


って結果とあいなりました。


…クラスでの勝ちを狙っていけば、わざと昇格しない順位で甘んじるってのもアリかもしれませんが

そんな事考えてませんでしたしね(笑

とにもかくにも、私にとってはビリにならなかっただけ上出来だったと思えますね。

いくら草レースとはいえ、街乗りマシンそのままでここまで行けるとも思いませんでしたから…




で、最後にちょっとだけ写真でも紹介しておきますね。

最近写真なんて全然無かったのでたまにはと思いまして。



私&N氏の街乗りV100

んじゃまず私からですが…ここはヘアピンの立ち上がりですがマシンに左バンク角が無い事無い事(笑

この時点で立ち上がり気味なのでちっとはマシン起こしてますが、左回りのコースで左バンクが浅いのはかなりつらかったです。

とはいえ、そういうマシンでも「バンクさせずに曲げる」ってのを楽しめるのでそれはそれで面白いですしね。

そしてV100だと私の体格に対してポジションぴったりなので、見たまんまのオーソドックスなフォームで乗ってます(笑


…とはいってもこのマシン壊したらN氏が通勤に困るので無茶はしませんでしたけどね(笑

ただ、ガチガチの本気の参戦では無かったといえど、結果的にレース中のラップタイムで見てみると

自分のFN-Dioで走るより1秒位遅かったので、さすがにN氏&みかんドラとの差があったのがちっと納得が

行きませんでしたね。(徳島KLにはトランスポンダーがあります)

ストレートエンドでは100ccを生かしてFNと同程度の速度「だけ」は出てましたがこれで41秒台、みかんドラ&

V125で40秒台、N氏&FP-JOGだと39秒台ですからはっきり言うと勝負になりませ(以下略


あ、ここでひとつだけV100関係のネタを(笑

このV100、エンジンノーマルで体重62kgの私が乗っているのを前提として、WR重量は「5.5gx6個」です。

ノーマルの半分以下の軽さですが、V100の特殊駆動系構成のセンタースプリングの適正化とトルクカム加工での

適正化でこうなっていると言う事で。

サーキットレベルで変速回転数をちゃんと維持しようとすればこうなる事もある、と言う事ですよ。

ちなみにN氏本人が街乗りする場合はWRは6.5〜7gx6個位です。

もちろんそれでも最高速が出ないとかってワケではありませんよ〜



やっぱり攻める方が好きなはぶしょうN氏

で、おなじみはぶしょうN氏です。

この方もスクーターに転向してから長いですが、元はM12クラスのライダーだったり。

今回は徳島ミニバイクレースの方の12インチミッション初級にも参戦しましたが、このソウルフルさがいつまでも衰えないってのが尊敬出来ます(汗

そしてWJ特注のスーパーピーキーなFPチャンバー、この徳島KLの様な所ではそれなりの性能を発揮しておりなかなかですね。


このFPマシン、長い事掛けて詰めてきたのですが本当はまるち杯関西への参戦予定だったんですけどね…

時代の流れでFPクラスがなくなってしまいメカの私もちょっとがっかりなのですが、こういったレースでは

FNマシンよりははるかに余裕があるので十分に戦えていますね。

…異種格闘技戦ってのはある程度パワー要りますし、近年は昔の様に「コーナーならばミッションをつつける」って

ワケにはなかなか行きませんからね(泣

それだけ12インチ車ってのは常に進化し熟成も進んでいると言う事で。



元々改造スクーターライダーのU田氏

ほいでもってこちらは、昔はココ徳島カートランドでの「Pクラス」、改造スクータークラスを走られてたU田選手です。

10年程前にFNクラスに転向され、私とも色んな所でがっつりバトルしてました(笑

久々の復帰と言う事でしたが、往年の感覚は衰えておらず見事な走りを見せてくれましたね〜

…個人的にはこの人、FNではなく改造車の方が向いていると思ってたり(以下略



…ちなみにツナギがレトロちっくなのは現役時代の物が廃棄されてしまいさらに昔のモノしかなかったと

いうオチらしいですが。

今はご結婚されており金銭的にもつらいという事で(汗

が、ちょこちょこ走られるそうなのでまた一緒に楽しみたいものですよ〜



みかんドラとアドレスV125

そして最後に、結果的に順位で負けてるので気に喰わんですがこれがみかんドラです(笑

バンク角が少ないといわれるV125ですが、特に右はマフラーガリガリでだいぶ削ってましたね。

コヤツはあまり体を使わずバンクで曲がるスタイルなので余計にそれが顕著に出てましたよ。

とはいってもそれなりのバンク角はありますが、もっと車高を上げた上にフロントも3.50でないとダメっぽいですね。


とはいえ、車高を上げてもハンガーの付いてるトコのフレーム部分が接地しそうですね。

ここの「最低地上高」はあるのですが、そこの部分の幅が広すぎて接地しやすい様です。


で、また余談ですが今回レースの参加にあたり、装備自体はあるもののブーツが無いって事で

私のスペアブーツを貸してやってます。

(ちなみに「みかんドラ」の名前の元となったドラヘルはもう存在しません)

…これはオク物ですが私の足にはちっとでかくて履きにくいのでたまたま余ってたんですが、この手の

アルパインは私大好きなので自分で履きたかっ(以下略

あ、そういや私の写真でも私古いブーツ履いてますが、今はブーツ換えてますよ。

古い方はあまり気合を入れない時とSS専用となってますね。ボロくてちと危険なLVなので(爆



さてさて。

久々にレースレポートと言いますか草レース参戦記でしたが、以前よりは私も攻める頻度が減ったとはいえ

やはりサーキットでの非日常のコーナーリング感覚は楽しくてタマランですよ(笑

こればっかりは他ではなかなか味わえない麻薬ですからね〜


また機会があれば参戦するつもりですが、いつもこの面子を集めていればスクーター勢にもなるので

私も自分のマシンのどれかを選んでまた参加してみたいと思いますよ。




で、最後に。

このレースを終えた後、またみかんドラの野郎が


「いや〜今回は俺が結果的には勝っちまったからな〜」


「お前のHPとかで俺をボロカスには書けねえだろウヒャ」



とかなんとかぬかしやがったのでもちろん



「心配は無用だぜ?そんな結果からでも貴様を貶める文章を書く為の努力を怠るつもりは無い」



と返しておきましたが。

そして1週間近く掛けて書いたのがこのコンテンツって事で…上手い事ヤツが憤慨してくれるかどうかが

楽しみですよ〜

もちろん今後一週間程度は夜道と道行くアドレスV125に注意を払うのは当然ですが。



…が、ここまで書いて思いましたが。

別に私、この草レースのレポートは書くつもりは無かったんですけども。

ヤツを貶めたいが為にここまで力を入れてしまった自分にはたと気付き









これはひょっとして




あのみかん野郎に




自分の活躍レポートを書く様に




ノせられてしまったのではと(略










…なんか上手い事騙された様な気がしますが、ここまで書いて消すのも勿体無いので

まあ良しとしましょう(笑



イン側ショット


もう最後についでの一枚を載せときましょう〜

ヤツの他の趣味のブログみたいなモノから引っ張ってきたモノを転載しておきます(笑

…なんかツナギが私のよりはるかに綺麗な状態ってのが気に食わんですが、だいぶデブってるのでまあいいかと。

なのに新しいツナギが欲しいとかってほざいてますがお前それ何年使ったのかと(以下略




・写真提供:みかんドラの友人ゼツエイさん

どうもありがとうございました。


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